ごあいさつ

太平洋戦争の末期昭和20年7月、米軍の青森空襲により、市内の大半が焼失し、併せて市民740余名の尊い命が失われたのであります。

この惨状を目のあたりにした時の青森県知事金井元彦先生は、県民の代表者としてあたかも自分の責任のごとく痛感し、犠牲者のご冥福と供養を「青森平和観音菩薩」へ託することを願い、観音像の建立を発意し、戦後、公職追放の実でありながら郷里である神戸市へも帰らず苦労を重ね、遂に昭和23年にこれを完成し、同7月28日空襲の日を記念して同日、開眼式と併せて第1回平和観音大祭を挙行したのであります。

 私たちは、今後とも永遠に青森平和記念像を管理し、毎年7月には供養大祭を挙行するものであります。今後ともより一層のご協讃、ご協力をお願い申し上げます。



一般財団法人 青森平和記念像管理財団
理事長 櫻井 清
ほか 役員一同



法人概要

名称
一般財団法人 青森平和記念像管理財団
設立年月日
昭和59年7月24日
目的
太平洋戦争中の昭和20年7月28日米軍の青森市空襲において戦災死した 740余名の供養を行い、霊の冥福を祈るとともに、世界平和を祈念するために 建立された青森平和記念像を管理し、もって世界の平和を祈念することを目的 とする。
事業
1.記念像を管理すること
2.毎年7月28日に前夜祭、同29日に本祭を行うこと
3.観音像周辺の美化と環境整備を行うこと
4.その他目的達成のために必要な事業を行うこと


役員

理事長
櫻井 清
常務理事
藤本 和夫
理事 
栁谷 章二
加川 幸男
對馬 忠雄
高崎 國治
浪内 進
蝦名 明夫
大坂 昭
今村 修
若井 敬一郎
楠美 知剛
西 秀記
珍田 紀子
評議員
武田 隆一
大坂 健蔵
石田 憲久
小田桐 潔
監事 
蝦名 文昭
野澤 正樹